9時~18時

9時~18時の最低9時間、悲しいことにサラリーマンは最新情報から隔離されます。

通勤時間を含めたら12時間は最新情報から隔離されます。

通勤時間や昼休みの時間帯などに新聞やネットニュースで一部の最新情報は入手できるかもしれませんが、悲しいことにサラリーマンは多くの最新情報から隔離されてしまいます。

会社によってはWebブラウザでのインターネット閲覧にも規制がかかるほどです。

中でも特に、一般消費者向けに商品・製品を販売している企業に務めるサラリーマンの方々や、あらゆる企業を得意先としている総合代理店のような企業に務めるサラリーマンの方々。

しかし、一流企業ではその点については既に対応済みかもしれません。

そう、大半のサラリーマンは9時~18時の最低9時間、テレビを見られないんです。

私は、うつ病や睡眠障害を患い、長期間の休職をせざるを得ませんでした。

うつ病は克服(完治ではなく克服)しましたが、睡眠障害は未だに完治していません。
(以前よりは眠れるようになりましたけど・・・)

休職期間中もなるべく仕事をしている時と同様の時間の過ごし方を心がけていたのですが、妻が出勤した後の一人の時間はヒマでヒマでしょうがない。

うつ病を患っている時はテレビをあまり見なかったのですが、うつ病を克服して睡眠障害に悩まされている期間ってヒマつぶしにテレビばかり見てたんです。

その時、ふと気づいたんです。

サラリーマンが出社、仕事、帰宅でテレビを見ることのできない時間帯に、仕事のヒントになるような最新情報が一般消費者向けに放送されている事に。

最近だと、午前、午後、夕方に放送されるワイドショー番組、ニュース番組が情報番組化してるんです。

番組の途中に放送されるコマーシャルだって侮れません。

先日、ドコモの通信障害がありましたよね。

その翌日の午前に放送されていたワイドショー番組では、専門家が出演して通信障害に至った経緯を分かりやすく説明していたんです。

おそらく、サラリーマンと専業主婦では同じ情報を得るのに12時間以上のタイムラグが生じます。

専業主婦は午前中に知ることができて、サラリーマンは帰宅後の22時以降のニュース番組で知ることになる。

一般消費者の主な情報収集源となるテレビ、そしてインターネット。

私が一般消費者向けに商品・製品を販売している企業もしくは、総合代理店のような企業の経営者だとしたら、「リサーチ部」のような専門部署を設けると思います。

二交代制もしくは三交代制で全局のテレビ番組を24時間録画して分析させます。

例えば、Aという番組はどんな会社がスポンサーになっているか?(←これはすぐ調査できると思います)

どの時間帯に競合他社は多くコマーシャルを放送しているか?

などなど。

中でも侮れないのはテレビ東京。

「レディース4」は欠かせませんね、(笑)
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