大人とオトナ

去年の8月頃まで私は「大人」だった。

「大人」として、社会人として振る舞うために、過去の自分を切り離して生きてきた。

過去の自分を切り離す事と同じく、社会人としての自分と、プライベートの自分を切り離して生活していた。

会社での自分と、「のぶ」、「nobnob」など過去のニックネームやハンドルネームで呼ばれる自分。

自分の中で、それぞれの自分に対して境界線を敷いていた。

昨年の9月頃、ふと気づいた。

男は多分いつまでも「大人」にはなれない。

男は少年の頃の心を持ったまま「オトナ」になるんだ。と。

その事に気づいた時、自分の中である化学反応が起きた。

「大人」として、社会人として振る舞う自分の消滅と、過去のそれぞれの自分の融合。

「大人」から「オトナ」への変化を遂げた。

変化を遂げて出来上がった自分は、「のぶちん」

「オトナ」に変化を遂げた自分を表すのに最適なニックネームであり、ハンドルネーム。

実は、この事を18年前に私に教えてくれた人がいる。

その人は強くて美しい大人の女性だ。

その人はまだ生きているが、その人と再会する事は多分不可能だ。

昨年変化を遂げて出来上がった「のぶちん」は、まだ荒削りな状態。

物理的に削ぎ落とさなければならないモノ(贅肉)がたくさんある。(苦笑)

これから磨きをかけて、本物のオトナとしての「のぶちん」が出来上がったら再会したい。

多分、叶わぬ願いだろう・・・
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