時を経て魂と志は融合する

先日、私が近所の空手道場に体験入門した時のお話。

館長先生、師範代、スタッフの方との軽い挨拶を済ませて運動のできる姿に着替える。

いざ、練習に入る段になって道場内を見渡すと、道場の上座にちょっとした違和感を覚える。

新撰組の「誠」の旗の横に坂本龍馬の坂本家の家紋の入ったタオルが

大事に飾られている。

今年大河ドラマ「龍馬伝」を見ていた方、

幕末の動乱の時期をこれまでの学生生活で学ばれている方、

ぶっちゃけ、日本国民なら大半知ってると思うが、

新撰組と坂本龍馬は追う側と追われる側、正に敵同士である。

練習しながらふと考える。

そうか、新撰組の魂、志と坂本龍馬の魂、志は、館長先生の魂、志と融合したんだ。

私は新撰組も坂本龍馬も両方好きです。

幕末時代では、幕府を守る側と終わらせる側に分かれていましたが、

お互いに目指すのは日本のため、国民の平和のためだったから。

私と同じような気持ちを持った館長先生のもとで改めて武道を学ぶのも悪くない。

のぶちん、ただいま入門準備中です。—–