家族のヒーロー「サラリーマン」

男は子供の頃正義の味方や平和の使者、いわゆる「ヒーロー」に憧れる。

かくいう私もウルトラマン、ゴレンジャー、仮面ライダーに憧れた。

でも、現実世界にウルトラマン、ゴレンジャー、仮面ライダーは存在しない。

大人になるにつれ正義の味方、平和の使者であるということが

自己犠牲の上で成り立っている事に気づく。

私の知っている正義の味方、平和の使者は悲劇的な最期を遂げている。

私には悲劇的な最期を迎える覚悟は出来ていない。

しかし、自分の家族を守る覚悟は出来ている。

私は家族を守るヒーロー「サラリーマン」

空も飛べす、必殺技も持っていないちっぽけなヒーロー。

家族の笑顔が唯一のエネルギー。—–