それでもオレはトムが好き。(その5)

2006年10月6日

トム・クルーズ初主演作品である第5作目、『卒業白書』を観てみました。

『卒業白書』
原題:RISKY BUSINESS
公開年:1983年
監督:ポール・ブリックマン
製作:ジョン・アブネット、スティーブ・ティッシュ
脚本:ポール・ブリックマン

出演:
トム・クルーズ、レベッカ・デモーネイ、カーティス・アームストロング、
ブロンソン・ピンチョット、ラファエル・スパージ、ジョー・パントリアーノ

ジョエル(トム・クルーズ)は大学入試を控える高校3年生。
成績はいまひとつで頭の中はエッチな妄想でいっぱい。
ある日、両親が数日間旅行に出かけることになり、ジョエルは一人で留守番をすることに。
ここぞとばかりに父親のステレオ大音量で踊り狂い、酒を飲み、はめをはずす。
乗るなと言われていた父親の愛車、ポルシェもブンブン乗り回す。
そんな中、友人のマイルズ(カーティス・アームストロング)が
電話で出張サービス(今で言うデリヘル?)の娼婦を頼んでしまう。
その夜、ジョエルの家に現れたのは黒人のオカマ、ジャッキー・・・
ジャッキーにはなんとかおひきとり頂いたものの、
帰る間際にお勧めだと教えてくれたラナ(レベッカ・デモーネイ)に、ついつい電話してしまう・・・

以下はあくまでオレの独断と偏見による感想です。
あしからずご了承ください。

この作品も何度か観ているのですが、改めて観てみるとなかなか刺激的な作品です。
坊ちゃん、嬢ちゃん、若いカップルが観たら、ムラムラしちゃうかも。
ラナ役のレベッカ・デモーネイが艶かしくて良いんです!
『爆笑!?恋のABC体験』なんて、もうどうでもいいです。(笑)

『タップス』、『アウトサイダー』でのマッチョでアツイ男の子役と打って変わって、
裕福な家庭の息子役。
ブリーフ姿が初々しさを醸し出しています。(笑)

ストーリーが展開していく中で
・どこかあどけなさが残るチェリーなジョエル
・女性を知ってちょっと調子に乗っちゃうジョエル
・良い思いも痛い思いも経験して、「お父さん、僕は少しだけ大人になりました」なジョエル
といった微妙な違いを、表情でうまく表現しているように思えます。

ラストのジョエル(トム・クルーズ)とラナ(レベッカ・デモーネイ)の喫茶店での会話。

ジョエル:「考えてみたんだ」
ジョエル:「10年後はどんなかな?」
ラナ:「お互いに成功していると思うわ」

この作品から10年後(1993年当時)の二人は、確かに人気俳優、演技派女優として成功をおさめています。
未来を予言するかのような会話で思わずニヤリとしてしまいました。

DVDに収録されていたキャスト、スタッフ紹介で今まで知らなかった事実を知ってしまいました。
それは、

ミミ・ロジャースと結婚する以前にレベッカ・デモーネイと一時期同棲していたという事。

はぁ!?

惚れっぽい性格というか何というか、恋にも熱くなりすぎるのは昔からだったんですね・・・
職場恋愛というか何というか、もう、なんだかなぁ・・・
まるで小○哲哉みたいだな、二人ともバツ2だし・・・

良くも悪くも色んな事を書いておりますが、

それでもオレはトムが好き。

次回は主演作品第2作目、『栄光の彼方に』