それでもオレはトムが好き。(その4)

2006年9月21日

3作目の『爆笑!?恋のABC体験』を観たくても観られない状況を憂いつつ、
4作目のトム・クルーズ出演作品『アウトサイダー』を観てみました。

『アウトサイダー』
原題:THE OUTSIDERS
公開年月:1983年
監督:フランシス・フォード・コッポラ
製作:フランシス・フォード・コッポラ、グレイ・フレデリクソン、フレッド・ルース
原作:S・E・ヒントン
脚本:キャスリーン・クヌートセン・ローウェル

出演:
C・トーマス・ハウエル、マット・ディロン、ラルフ・マッチオ、
パトリック・スウェイジ、ロブ・ロウ、エミリオ・エステベス、
トム・クルーズ、ダイアン・レイン、ソフィア・コッポラ

オクラホマ州タルサ。下町に住む若者達の不良グループ「グリース」と、
山の手に住むボンボン達のグループ「ソッシュ」との間で争いが続いていた。
ポニーボーイ(C・トーマス・ハウエル)は、幼い時に両親を交通事故で失ってから
長男のダリル(パトリック・スウェイジ)と次男のソーダポップ(ロブ・ロウ)の三人で暮らしていた。
ある日の夜、公園にいたポニーボーイと仲間のジョニー(ラルフ・マッチオ)は
ソッシュのメンバー数名にからまれ痛めつけられる。
数名に噴水で水責めにされているポニーボーイを助けようとしたジョニーは、
ポケットにしのばせていたナイフでソッシュの一人を刺し殺してしまう。
その後二人は仲間のダラス(マット・ディロン)のもとに向かい助けを求める。
事情を聞いたダラスは、町を離れて廃屋になった教会に身を隠すようにうながす・・・

以下はあくまでオレの独断と偏見による感想です。
あしからずご了承ください。

色々と思うところがあって感想がうまくまとまりせん。
簡単に書くと、
ティーンエージャーの不安定な心情を描きつつ、
「純粋な気持ちをいつまでも持ち続けてね」という
メッセージが込められた作品だと感じました。

ここ何本か続けて青春モノの映画を観てて思うことは、

お願いだから「カッとなって刺した」り、「ムシャクシャしてやった」りするなよ・・・

ってこと。

そうじゃないとストーリーが展開しないのはわかってるんですけどね。

最近こういった動機の事件が多くて嫌ですね・・・
カッとなったり、ムシャクシャする心情はわからなくもないけど、
すぐ犯罪に結びつく行動を起こしてしまうことが理解できない。

話は変わりますが、
パトリック・スウェイジ、ロブ・ロウ、C・トーマス・ハウエルの3兄弟って
インパクト強すぎ。濃いですよ・・・

さてさて、トム・クルーズですが
不良グループ「グリース」の一員、スティーブを演じています。
いつもはしゃぎ気味のマッチョ君といった感じのキャラクターです。
かなりはしゃいでます。
でも、登場シーンが少ないこともあってか他の俳優陣に比べ印象薄め。

ダリル(パトリック・スウェイジ)の家のリビングでエミリオ・エステベスと
トムクルーズがTVアニメをおとなしく見始めるシーンが子供みたいで
ほほえましかったな。(笑)

良くも悪くも色んな事を書いておりますが、

それでもオレはトムが好き。