イベントに参加して気づいたこと、教えていただいたこと
●無配(無料配布物)の有効性
お客様の中には各ブースを回って無配(無料配布物)を集めるという方がいらっしゃいました。
打ち上げの際に複数回イベントに参加した方にお話を伺ってみたところ、いきなり有料の本を買っていただくということは難しく、まずは無配で興味・関心を持っていただいて次のイベントにつなげることが大事ということでした。
●お買い上げいただいた本を入れる袋は準備しておいたほうが良い
お客様の中には両手に抱えるほど本を購入されている方がいらっしゃいました。
袋は自分のブースでお買い求めいただけた本を入れるだけではなく、少し大きめのものを準備しておいたほうが良いように思いました。
●名札や名刺はあったほうが良さそう
「作品が名刺代わり」という意見もありますが、出店者同士での自己紹介や、お客様にサークル名と作者名を知ってもらうという意味では、名札や名刺は有効なアイテムだと思いました。
●フライヤー(チラシ)を配ると少しは販売効果が期待できる
今回本のあらすじを記載したフライヤーを配ったことでお買い上げいただくことにつながりました。
私は電子書籍も販売しているのですが、これまで一ヶ月以上ダウンロードされない日が続いていましたがイベント当日は久しぶりにダウンロードされました。
家庭用のインクジェットプリンタで印刷した簡素なフライヤーでも効果は期待できそうです。
●売り手側用の価格早見表はあると便利そう
お隣のブースでは売り手側の見える位置に値札を貼ってありました。
これは売り手としてサポートしてくれる方に本の価格を間違えないようにするためでもありますし、まとめ買いの際の合計金額の計算にも役立っているようでした。
販売する本が多数ある場合には有効な手法だと思いました。
●継続してのイベント参加、複数のイベントに参加するならフライヤーなどの販促物は再利用できるように作ったほうが良い
これはイベント終了後にお隣のブースの方から伺ったアドバイスです。
例えば、開催時期の近い異なるイベントに出店する場合、配りきれずに余ったフライヤーの再利用ができるようにイベントごとに変わるブース番号などはラベルシールを貼って対応するというもの。
この話を聞いた時「おお、その手があったか!」と、大変参考になりました。
今回のイベントではかなりフライヤーが余ってしまい、文学フリマ東京で再利用したいところですが、文フリ初出店なのでもったいないですが再利用は行わず、再利用を考慮した形に作り直したフライヤーを持参する予定です。
●本を多く持参して売れ残って落胆するよりも少なめに持参して完売したほうが精神的に楽
今回初出店ということで多めに本を持参しましたが、あまり売れず大半を持ち帰ることになりました。
あらかじめ販売目標を少なめに設定したほうが良いように思いました。
●過去のイベントの数字から販売目標を試算することが大事
上記の項目に関連しますが、過去のイベントの来場者数がわかればそこから販売目標を試算しておいたほうが良いと思います。
今回の販売実績だとおそらく予想来場者数のうちの1%の方にご購入いただけたのではないかと思います。
●出店者もお客様
お客様の中で多数の本をご購入するお客様は意外と出店者の方だったような気がしました。
●トライ&エラーの繰り返し。とりあえずやってみることが大事
「百聞は一見にしかず」。
事前に色々と想定してみてもイベント当日は想定外の状況に置かれることがあります。
今回の場合だと「ご自由にお取りください」と明記して配置したチラシを手に取るお客様が少なかったこと。
途中から売り場の方からの手配りに変更しました。
日常生活での物品の購入シーンを参考に色々と試してみたほうが良いように思いました。
●イベント終了後の荷物は着払い発送が楽そう
帰宅時の荷物は少ないほうが楽ですし、打ち上げに参加するとしたらなおさら荷物は少なくしたほうが良いように思いました。
●打ち上げは自己紹介&作品紹介の場でもある
上記に挙げた名札、名刺、無配があると初対面の方に対しても話をしやすいように感じました。
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