小説同人誌を一人でも多くの人に読んでもらう案
前回の記事は抽象的で読んだ方はリアクションに困っているかもしれません。
それでは、まずは例えばということで「小説同人誌を一人でも多くの人に読んでもらう案」をお話しさせていただきます。
戯言(ばかばかしい話)にしばしおつきあいください。
同人誌即売会のようなワンデイイベントの他に、小説同人誌を常設展示して販売・読んでいただく案としてこんなことを考えてみました。
【漫画喫茶・ネットカフェのような小説同人誌専門の複合カフェの運営】
ね、ばかばかしい話でしょ?(^_^;)
漫画喫茶のようにその場で小説同人誌を読むことができて、なおかつ販売を行う複合カフェの運営という話です。
運営案としては以下のような感じです。
●小説同人誌の作家さんから少額の年会費もしくは月額利用料をいただき、読書用(一冊)と販売用(数冊)の小説同人誌をお預かりする。
●読書用の小説同人誌には販売価格の値札と管理用バーコードを貼り付ける。
●お客さんには既存の漫画喫茶・ネットカフェと同様に1時間300円程度のカフェ利用料で利用していただく。
●既存の漫画喫茶では利用開始後にお客さんが自由に漫画を選んで読むスタイルですが、小説同人誌専門の複合カフェでは利用開始前に読みたい小説同人誌を選んでもらい、受付で図書館で本を借りるような受付を行う。
●受付では小説同人誌に貼り付けられたバーコードをバーコードリーダーで読み取り貸し出しの記録を取る。
●受付処理の後、お客さんに小説同人誌を読んでいただく。
●小説同人誌の作家さんにはお客さんからいただいたカフェ利用料の中から1回の貸し出しに対して数十円の「印税」を支払われる仕組みを取る。
●作家さんに対する印税はある程度まとまった金額(例:5,000円)になった時点で銀行口座に振り込む。
●小説同人誌の販売価格とカフェ利用料との釣り合いが取れないけれど読みたいというお客さんに対しては販売用の小説同人誌を販売する。
●小説同人誌が売れた場合、手数料を差し引いた金額を作家さんに支払う。
無名の作家が書いた小説同人誌を誰が読むんだ?
カフェに置く小説同人誌をどうやって集めるんだ?
開業費の捻出、運営費がまかなえるのか?
現実的に考えるとさまざまなご意見があると思います。
上記のようなカフェは前例が無いようです。
漫画喫茶を新規開業するには初期投資として1店舗に対して3,000~4,000万円くらいかかるそうです。
しかし、
既存の漫画喫茶のように漫画を数万冊集める必要が無ければ、初期費用を抑えられ小スペースの場所でできるかもしれません。
開業する店舗に以前漫画喫茶・ネットカフェだった居抜き物件を利用できれば店舗の内装費用は抑えられるかもしれません。
(渋谷駅から徒歩数分の好立地の居抜き物件というのが実際にあります)
出版社が立ち並ぶ地域に開業したら、もしかしたら編集者の方が小説同人誌を読んでくれるかもしれません。
それでもお金がかかるし現実的ではない。
こんなことできっこない……。
だとしたら、
上記の仕組みを一部利用して
既存の漫画喫茶・ネットカフェに読書用の小説同人誌を置かせてもらったらどうでしょうか?
もしくは、
上記の仕組みを一部利用して
漫画喫茶・ネットカフェではなく、レンタルショップに読書用の小説同人誌を置かせてもらって漫画と同じようにレンタルしてもらってはいかがでしょうか?
もし、渋谷駅前スクランブル交差点近くのレンタルショップに小説同人誌を置かせてもらえて販売してもらえるとしたらいかがでしょうか?
こんなことできっこない……。
たぶんできないかもしれません。
ここで少し話を変えてちょっと耳寄りな情報を一つ。
某レンタルショップは小説投稿サイトや出版社と共同でWeb小説のコンテストを開催しています。
私はこのことを知って某レンタルショップを運営する会社は小説に対して柔軟な発想を持っている会社なのではないかと思っています。
上記の案は私以外の方からのさまざまな意見がいただけたら、もしかしたら具体化に一歩前進するかもしれません。
こんなことできるかな?
あんなことできるかな?
そんな話をしたいと思っています。
ひやかしはご遠慮ください。
私わりと本気で考えてます。(^_^;)
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