一人会議(価格検討会議)
昨晩から今年の冬頃に出版予定(自費出版です)の
「ハードボイルド主夫 竹田竜作」電子書籍版の価格をいくらに設定するか
価格検討会議を開いておりました。
会議と言っても、会議の参加者は私一人だけ。
私がたまにやる「一人会議」です。
いわゆる自問自答ってヤツです。
それでは以下に「一人会議」の模様を書き記します。
会議の内容をわかりやすくするために、「来人」、「らいと」、「ライト」の
三人のキャラクターに分けてセリフを書いていきます。
会議はこんな感じでした。
来人:
「はーい、それでは会議を始めまーす。今回の議題は、『ハードボイルド主夫 竹田竜作』(以下、『ハードボイルド主夫』)電子書籍版の価格設定についてです」
らいと、ライト:
「はーい」
来人:
「『ハードボイルド主夫』電子書籍版を出版するにあたって、著者の私から以下の制約事項があります。以下の制約事項を考慮した上での適切な価格を導き出してください」
【『ハードボイルド主夫』電子書籍版の出版にあたっての制約事項】
●既に投稿している小説投稿サイト、小説投稿コミュニティから作品を削除しない
(出版後も小説投稿サイト、小説投稿コミュニティにアクセスすれば無料で読む事が可能)
●たくさんの方に読んでもらうのが最大の目的
●自称アマチュア小説家「風富来人」を知ってもらう事が第二の目的
ライト:
「なかなか難しい制約事項ですね……」
らいと:
「最初の項目の、『既に投稿している小説投稿サイト、小説投稿コミュニティから作品を削除しない』っていうのが一番難しい項目だな」
ライト:
「来人さんは、いくらぐらいの価格で販売しようと考えていたんですか?」
来人:
「電子書籍化と紙の本の出版をしてくれるWebサービスの下限販売価格の200円(税抜き)で考えていたんだけど……」
らいと:
「おいおい、メインの『ハードボイルド主夫』は、今後も小説投稿サイトや小説投稿コミュニティにアクセスすれば無料で読めるんだぜ? 小説投稿サイトや小説投稿コミュニティに投稿しない二作のスピンオフ作品を収録したとしてもだ、無名の小説家の作品を216円(税込み)で買ってくれる人なんているのかね? 200円あればコンビニでカップラーメンが一個買えるよ。俺だったらカップラーメンを買うね」
来人:
「そう言われると身も蓋もないな……」
ライト:
「小説投稿サイトや小説投稿コミュニティから作品を削除しないとなると、216円(税込み)という価格では多分売れないと思います。他の方々は電子書籍化して販売する際には、小説投稿サイトや小説投稿コミュニティから作品を削除しています。作品をネット上から削除するのであれば、216円(税込み)という価格は手頃な価格だと思います。しかし、私のリサーチでは、150円以下の価格に設定しても作品自体が面白くなければ全く売れない例もあります」
らいと:
「しかしだ、『ハードボイルド主夫』はわずかではあるが好評価を頂いている。来人さんが紙の本の出版にこだわらなければ、取り扱いストアが限られてしまうが他の電子書籍化サービスを利用するっていう方法もある」
ライト:
「来人さんは、『ハードボイルド主夫』を書く前に短編小説、エッセイ、詩を書かれていますが、一編で本にできる分量の小説を書かれたのは『ハードボイルド主夫』が初めてでしょう? 処女作品の電子書籍での販売価格は、なるべく安い価格に設定した方がよろしいかと思います」
来人:
「……、わかった。紙の本の出版は中止する。今回は全て初めてづくしだしね。処女作品をたくさんの方に読んでもらうために価格を極力安く設定する。追加で収録する二作のスピンオフ作品も楽しんでもらえる作品を書こうと思う。『一冊で三冊分の面白さ』が目標!」
らいと:
「そうだねぇ、今はコンビニでプライベートブランドの缶コーヒーが100円(税込み)で買えるんだ。『ハードボイルド主夫』電子書籍版の価格は100円でいいんじゃないか?」
来人:
「そうだね、初めてだから100円で販売してみよう!」
ってな感じで価格検討会議を行った結果、
「ハードボイルド主夫 竹田竜作」電子書籍版の価格は
とりあえずですが
100円(税込み)
に決まりました。
当初は複数の主要電子書籍ストアでの販売及び、紙本の出版を検討していましたが、
AmazonのKindle版として販売します。
Kindle版は、Kindle端末以外にも「Kindle無料アプリ」をダウンロードして頂ければ、
Windows PCやMacをはじめ、各種スマートフォンおよびタブレットPCで読む事が可能です。
Kindle版が完成した際にはたくさんの方にお読み頂けたら幸いです。
さて、とりあえず価格が決まったのでこれからは執筆の方に注力したいと思います!
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