【障害のこと】てんかん性精神障害という障害

記事を書くことを決めたきっかけ

僕は「てんかん性精神障害」という障害を患っています。

僕が障害を患っていることは、妻、両親・兄弟、ごく親しい友人・知人には症状が発生したことで周知されました。

てんかん性精神障害について医師から告知された後に症状に関する情報や患者さんが書かれたブログなどを調べてみました。

結果としては、症状に関する情報は見つけることはできたものの、患者さんが書かれたブログはとても少ない状況でした。

患者さんが書かれたブログがとても少ないのは、てんかん性精神障害の症状の中にはうつ状態も含まれ、症状の内容や重さも様々で、患者さん自身が文章化することが困難だということが考えられます。

症状や予防法などの情報はある程度得ることはできましたが、今でも不安や心細さを感じています。

患者さんの中には僕と同じように不安や心細さを感じている方がいらっしゃると思います。

そこで、僕自身の症状や普段気をつけていることなどを備忘録を兼ねてブログの記事にすることにしました。

僕の症状は重症ではないかもしれないけどかなり厄介

僕の場合の「てんかん性精神障害」を簡単にご説明すると、てんかん発作による意識障害を発症する障害です。

てんかん発作と聞くと痙攣を伴う発作を想像されると思います。

そういった発作は「間代発作(かんたいほっさ)」や、「強直間代発作(きょうちょくかんたいほっさ)」と呼ばれるタイプで、実際には痙攣を伴わない発作のほうがタイプが多いのです。

僕のこれまでの発作の症状は痙攣を伴わない発作で、いつ発作を起こしたのか自分自身わからないけれど、発作を起こした後に言動や行動に異常が生じる意識障害を起こします。

これまでの発作では、意識障害を起こしている間の行動などは覚えているのですが、意識障害を起こしている自覚はなく、他の人も僕が意識障害を起こしているかは判断しづらい状況でした。

現在、発作は毎日薬を服用することで予防できていますが、いったん発作を起こすと命を失いかねない状況に陥るとともに、発作により脳にダメージが加わってしまいます。

今後の記事では薬の服用とともに行っている予防法などをご紹介していこうと思います。