【映画レビュー】ターミネーター:ニュー・フェイト

ターミネーター:ニュー・フェイト

11月8日(金)から公開された「ターミネーター:ニュー・フェイト」を鑑賞してきました。

ストーリーなどは、公式サイトをご覧いただくとして、以下に見どころと雑感を記します。
(前作「ターミネーター2」は、以下「T2」と記します)

T2以降のこれまでの続編作品を否定する衝撃の展開

上映開始後、冒頭から衝撃な展開が映し出されます。
T2で1997年8月29日の審判の日は未然に防ぐことができましたが、サラ・コナーは最悪の事態に遭遇し、未来は変わっても運命は変わらなかったこと、もう未来を変えることができないことに絶望します。

今度の敵はT-800とT-1000の進化版”ハイブリッドターミネーター”

本作の敵は、金属炭素でできた内骨格と液体金属できた皮膚で構成される人工知能が作り出した最新型ターミネーター「REV-9」。
1つの体を内骨格と液体金属の2体に分離させての連携攻撃が可能。
圧倒的な攻撃力を誇る最強ターミネーターです。

未来から送り込まれた女戦士グレース

未来から送り込まれた女戦士グレースは、肉体を強化された強化型兵士。
未来で繰り広げられる戦いの壮絶さを窺い知ることができます。

T2以降のサラ・コナーは何をしていたのか?

サラ・コナーは、未来の指導者である息子を守る強い母から、孤独な戦いを繰り返してきた老練な女戦士に変貌を遂げていました。
T2以降これまで何をしていたのか、サラ・コナー自らが語ります。
語られた内容にT2から本作までの空白を埋めるだけの説得力を感じました。

人間性を学んだT-800

主人公たちの味方になるのは人間性を学んだT-800。
妻もいて子どももいます。
愛という感情を学んだT-800が再び戦いに挑む姿に心打たれました。

規格外の破壊力で繰り広げられる戦闘シーン

規格外の破壊力で繰り広げられる戦闘シーンに圧倒されました。
戦闘シーンは、最初の作品「ターミネーター」からのテイストを受け継ぎつつ、さらに過激になっていました。

雑感

全編を通じてメインで描かれているのは戦う女性たち。
本作は、これまでの作品を踏襲した上で物語が作り上げられていると感じました。
まさに正統続編と言える作品だと思います。
ご興味があってまだご覧になっていない方は、ぜひ映画館の大きなスクリーンでご鑑賞ください。