「花ざかりの森」著者:三島由紀夫

2012年9月21日

かかりつけのお医者さんにすすめられて三島由紀夫氏の自選短編集より「花ざかりの森」読了。

私にとって生まれて初めてのミシマ文学はかなり難しかったです。(汗)

というのも、私がこれまで読んできた小説は、一貫したストーリーのある作品がほとんどだったので、今回の「花ざかりの森」のような、一貫したストーリーはなく一つのテーマに沿った4つの挿話からなる短編小説は、読んでいて複雑でした。
(「一貫したストーリーはなく一つのテーマに沿った4つの挿話からなる短編小説」ということは読了後に知りました)

驚くべきはやはり三島由紀夫氏の才能で、この「花ざかりの森」を書き上げたのはわずか16、17歳だということです。
続けて他の短編作品も読んでいきたいと思います。